今年もクリスマスが近くなってきた。クリスマスはイエス・キリストの誕生日だと思い込んでいたが、聖書にはその様な記載はないらしい・・・では一体クリスマスの本来の意味は??というと、復活祭。
冬至を終え、日照時間がほんの少しずつ長くなり始める太陽の復活祭。
厳しい冬の寒さに耐え凌ぎ、やがて来る穏やかな春の訪れを祝う復活祭。復活祭というとおおげさに聞こえるかも知れないが、ヨーロッパの冬は長く、本当に暗くて寂しい。毎年、この私でさえも、今年の冬も無事越せるだろうか・・・と不安になる程暗く寂しい。だから、クリスマスがある事で、このモヤモヤした暗い気持ちから、しばしの間解放された気持ちになるのだ。
11月の冬に突入したか・・・というのと同時に、街がクリスマス仕様になり、店頭はイルミネーションでキラキラ光り輝く。これは単に、小売業界の売上を伸ばす戦略だと思い込んでいたが、ここ数年、この光り輝くイルミネーションが人々の心を豊かにし、又温めているのだと痛感した。
ただ、一つだけがっかりなのが、近年、日本が節電を歌っているのと同じく、ここヨーロッパは大不況と歌われている。好景気の真っただ中だった私がロンドン住在中の頃は、今にも増して街のイルミネーションは言葉にならない程華麗で素晴らしく、民家のクリスマスイルミネーションも目を見張る豪華な飾りだった。
が・・・しかし、ここ最近は、なんだか元気がない。不況の影響である。こんな所まで波紋を呼んでいるのか・・・とても残念でならない。
自然界は、人間の手ではどうにもできないが、冬が終われば必ず春がやってくる。日照時間が伸び始め、段々暖かくなり、そのうちラッパ水仙があちこちに咲き乱れる。ところが、経済界の春はいつ訪れるのだろうか?欧州の金融危機の影響で、イギリスの景気回復は、まだまだ先に伸びそうである。
でも、そんな時こそ、みんなが、家族が友達が一体となってクリスマスの復活祭を祝う事は大切なのではないだろうか?昔の人が凍えそうに寒い中、みんな一体となって食卓を囲んだ様に。経済は冷え切ったままだが、心は温まるに違いない。
な~んて、ちょっと真面目な事を考えながら、街に向かったある週末の夕方。到着したら、このあり様。賑わい過ぎてる!!人だらけ!!そんな心配する必要なかったか??
どんなに不景気でも、ビールにかけるお金は気にしないこのお国柄。呆れるけど、なんだか楽しい。
そして・・・小売業界は年間売上高の約2割をこのクリスマスの時期に稼ぐというのも、納得!!どこもかしこも人だらけ。そして皆さん、大きなショッピングバックを抱えている。あまりにもいっぱい買い過ぎて、ベンチで一休みなんて人もよく見かける。
ついつい買い過ぎて、1ヶ月後、2ヶ月後のクレジットカードの明細を見て、腰を抜かす事のない様、私自身も含めて注意、注意。まずは、ワインとビールで乾杯です。
次回は、ギリギリクリスマス前に間に合えばいいのですが・・・ロンドンからお伝えします!ごきげんよう♪♪
これ読んで、クリスマスを祝うことの意味が少しわかった気もするよ。どんな時でも一緒にささやかなお楽しみを共有できる仲間や、家族がいるとあたたかい気持ちになれるもんね!復活もよく考えるといい言葉だね〜(^-^) ということで、もっとたくさんlovelyなクリスマスグッズ増やして飾ってクリスマス気分たっぷり味わいたい。笑 real tree がうちにはないから、代わりにミニツリーと、あっ!ヤンキーキャンドルの、クリスマスツリーの香りを買って、部屋をクリスマスの香りでいっぱいにして香りも楽しむことにするよ。
返信削除マサコさんのブログで読んで行きたくなって、
返信削除私も月曜日に行って来ました(^-^)
結構なにぎわいで楽しかった♪
それにしても、夕方4時頃に着いたのにもう真っ暗。
ヨーロッパの冬はほんとに暗いね~!
久々にコメント書き込めたわ。やっぱり私のPCのせいみたい。
ラブリーさん。コメント遅くなりました。素敵なクリスマスを過ごせましたか?イギリスのお正月は全く盛大ではないので、その分もクリスマスを盛大にお祝いし、酔いしれたいですね♥
返信削除私も、イギリスに住み始めて、日本に居た頃よりも、数倍もクリスマスが好きになりました。街の雰囲気とか、近所の家のリースとかツリーとかたまらなくラブリーですね♥
MARIさん。明けましておめでとうございます。新生児を連れての、クリスマスマーケットは人ごみで大変だったかも知れませんが、楽しめましたか?
返信削除今年も去年に引き続きよろしくお願い致します。