2011年2月28日月曜日

CHESHIREの名物公園、TATTON PARK

CHESHIRE(州)の北に位置するタットンパーク。この公園、とにかく広いです。以前11月に訪れた時には、歩き始めて1時間・・・お腹が冷えてトイレに行きたくなったが、公園入り口にしかトイレがない・・・(イギリスの公園や公共の場所には、あまりトイレが備わっていません。)我慢の限界で、長靴を履いた私・・・大自然の中を猛スピードで走る、走る!!走る事20分。ようやく入り口まで戻り、トイレに駆け込む・・・あ~ぎりぎり間に合ったぁ~なんて事件がありました。


あんな事がもう二度とないように、この日は用意周到に家で何度もトイレに行って、準備万端で出かけました。朝食もコーヒーだけにして!!


ちょっと寒いくらいのピンっと張りつめた公園の空気が大好きで、時々歩きにでかけます。


何も考えず、ただひたすら歩く。山登りとは違って、平坦な道なので、いくら歩いても疲れませんし、緑色の芝とイギリスならではの厚い雲に覆われた青い空の調和がなんとも美しく、まるで時間が止まった様な感覚に陥る・・・


この時ばかりは、日頃のイギリスに住んでいる不満の数々を忘れ、幸せだなぁ~と思うひと時。
鹿や羊も普通にその辺を歩いています。プチサファリ??


ただ、この日もお天気だけが心配で、一度歩き始めて反対岸まで行き戻ってくるのに、3時間強はかかるので、途中雨が降り出してきてしまうと、これ困ったもの・・・


厚い厚い雲で空が覆われ、今にも雨が降り出しそうだったので、途中で断念。戻ってきました。
公園内の一角には、ガーデンコーナーもあります。色々なコンセプトの庭を寄せ集めたもので、日本庭園もあるんですよ。1つ1つが大きい為に、見ごたえも十分です。


日本庭園は、20世紀の初めに日本の庭師が作ったらしいです。ツツジやモミジの木もあり、太鼓橋まであります。今回はお天気の関係でパスしましたが、ちょっと懐かしくなる風景が広がっていますよ。そういえば、中学校の同級生友達君も庭師になって、彼の先輩がイギリスに日本庭園を作りにきた・・・と電話で言っていたような・・・どこだろうな??


いざ、出発地点まで戻ったら、こんなに晴れちゃいました。ザ・イングリッシュ・ウエザーです。
ちょっとしたカフェでお茶できたり、レストランもあったり、FarmShopや、ガーデンShopなんかもあるので、歩くのが目的じゃない方でも、十分楽しめる公園です。


こんなちびっこのメリーゴーランドまで♥長靴はいて、泥まみれのちびっこが楽しそうに乗っていました。マンチェスターのCityセンターからも車で30分足らずです。段々暖かくなってきましたし、公園でピクニックの季節が近くなってきましたね♥

2011年2月27日日曜日

二つの顔を持つ、魅惑のAltrincham


我が家から車で15分足らず走らせると、こんなにも素敵な田舎が広がっている・・・・賑やかな街並みと、こんな静かな田舎道の二つの顔があるAltrincham。そんな所が大好きで、ここに家を買おうと決めた私達。週末に、この田舎道をドライブするのが日課です。


どこまでも続く草原。ぽつりぽつりとある大きな家。これぞ、小さい頃の私が、頭の中で外国の田舎を想像していた通りの田舎。こんな理想的な田舎が、こんなにも近くにある事が、とっても贅沢に感じます。


 そして、ありました、ありました。Red House Farmです。簡単に言えば牧場ですが、ただの牧場ではありません。この農業用のトラクターに繋がれているミニトラクターは、子供用♪子供のお誕生日会なんかのイベントとして、トラクターに乗ってドライブできる体験!!!


にわとり発見!!きっと、隣のお店で取れたての玉子を売っているに違いないと期待を高めつつ、子供達に、にわとりの写真を撮っている私を不思議な目で見られつつ・・・・


アップでも、にわとりさんをちゃんとカメラにおさめましたよ。そういえば、こっちで白いにわとりを見かけた事がない・・・目にするにわとりと言えば、必ず茶色。だからか・・・スーパーでも白い玉子は売っていない。何故??


そんな疑問を抱えつつ、FarmShopへ。取れたてに違いない新鮮そうな野菜。FarmShopの野菜とか、肉とか玉子って、なんであんなに新鮮そうに映るのでしょうか??見事なFarmマジック!!


モリソンズ(スーパー)で、買い物したばかりだというのに、新鮮そうな野菜達を目の前に、やっぱり買ってしまいました・・・・


果物も、色が綺麗でとっても美味しそう。手前の赤色の長い野菜は、ルバーブと言って、野菜なのですが、果物感覚で茎を砂糖で甘味をつけて、ジャムにしたりパイの具にしたりと、イギリスではとっても人気な果物、いや、野菜です。


お花も栽培している様で、色々な種類のお花が売られていました。今の季節はイースターにむけて、ラッパ水仙がいっぱい売られていました。そういえば我が家の庭でも、勝手に芽が出て、つぼみをつけたラッパ水仙。咲くのが楽しみで毎日欠かさずチェックしてます。


FarmShopや、マーケットに行くと必ずと言っていいほど売っているオリーブ。そんなにイギリス人はオリーブ好きなのか・・・と思っていたけど、主人も主人家族も、友達もそこまで好きな様子ではない・・・

前の写真のにわとりさん達の玉子。美味しそう・・・これ又、FarmShopマジックで、さっきスーパーで買ったばかりなのに、追加で玉子も購入。


そして、大好物のチーズ!今夜は、フランスで買ってきたSANCERREと共に頂こう!とチーズも3種類購入!!CHESHIREチーズは美味しいです。あとYORKSHIREBLUE!!!


FarmShopを出ると又、子供の遊び場発見!!これは子供たちにとったら夢の国ですな。
こんな、自然いっぱいの中で遊べるイギリスのキッズ達が羨ましい!!


こんな感じで楽しい事いっぱいのRedHouseFarm。是非行ってみてください。特にお子様のいる方にお勧めです★

2011年2月26日土曜日

マンチェスターでブラジリアンBBQ

前回のBBQネタにひき続き、今回はブラジリアンBBQ!!レストランなので室内ですが、多種の肉と、サラダバーは食べ放題。大食漢の方にはもってこいのレストランです。


食べる事大好きな私も、今回でブラジリアンBBQは5回目。マンチェスターのCityセンターでは、Northern Quaterと、Deans Gateに、Altrinchamの我が家の近くにも、系列は違いますがオープンした最近大人気のブラジリアンBBQ。今回はDeans GateのBEM BRAZILへ。


昔から、ブラジルと私は何か縁があるに違いない!と思っていた。アメリカと中国の次に知った外国・・・・それは、フランスでもイギリスでも、オーストラリアでもカナダでもなくブラジル・・・・WHY??
多分、私が住んでいる地域は、南米からの出稼ぎ労働者が多かったのと、キャプテン翼(漫画)が大好きだったからでしょう・・・・しかも、ブラジル人の男の子に恋した事も!!!(笑)


いつかブラジルに行ってみたい・・・でも現実は、本当に危険な国でバスジャックにあったり、銃を突きつけられたりするよ・・・・と言われ、私のブラジル行きの夢は、今のところ儚く散っています・・・


が・・・こんな形で、ブラジルのお料理が食べれる事になるなんて!!素敵★せめて、本場の味を楽しんで、ブラジルに行った気分になろう!!


こんな感じで、大量のお肉君が焼かれています♪それにしてもすっごい大きな塊・・・牛・豚・鶏・羊と一通りのお肉を食べる事ができますよ♪


いやぁ~なんだか見てるだけで、お腹いっぱいになっちゃいますね。今回行ったのは平日の昼でしたが、やはり若い男性が多かったです。そんな中、小さな日本人5人組!!食べる気満々!!さぁ、どれだけ食べれるでしょう??


肉が運ばれてくる前に、サラダバーへサラダを取りに。これだけ種類豊富にあると、欲ばっていっぱい取ってしまいそう・・・


そういえば、ブラジルの家庭料理ってどんなんでしょう??ブラジルの国民は、インディオ、ポルトガル系・アフリカ系・イタリア系・ドイツ系・アラブ系・そして日系を主体とするアジア系などの混血人種の為、地域によって家庭料理も様々なようです。


主要食材は、まずは牛肉。塩漬けしておいた肉を焼いて食べたり、豆と一緒に煮込んでシチューにして食べたり、地域によって食べ方は様々。次、フェイジャンと呼ばれる豆。色々な形や色、大きさの物がありますが、その中でも黒豆はブラジル人の最も愛する豆。シチューにして、ご飯の上にかけて食べると・・・最高!!!


ブラジル料理、肉だけかと思いきや、干し鱈や塩鱈なんかも食べるそう。元々ポルトガル人によって紹介されたらしいのですが、バカリャウと呼ばれるこの食材は、前菜やスープ、メインや焼き物に使われる。


ココナッツや、パーム油は色々な料理に使われるそうだが、これらはなんとなく想像つきますね。
おっと・・・来ました来ました。こちらはRUMPステーキ。焼かれたお肉君は、こうやってテーブルまで運ばれてきて、好きな肉を切ってもらって食べるのです。個人的には、やっぱりフィレが美味しいです。


ソーセージにチキンに豚さん。フィレにRUMPに・・・一体何種類食べたでしょうか・・・シナモンパイナップルまでたいらげてお腹いっぱい!!


朝食抜いて、お腹ぺこぺこにして行ってください。こんな素敵なお兄さんが、お肉を切ってくれますよ♪

2011年2月24日木曜日

国が変われば、BBQのスタイルも変わる??

今日の話題は、季節はずれのBBQの話題です。オーストラリアは、ゴールドコーストに住んでいた頃、BBQを愛するオージー(オーストラリア人)に誘われ、BBQ大会に参加。大阪のタコ焼き器のようなノリで、各家庭に必ずBBQ台があり、テレビのコマーシャルではひっきりなしにBBQ台の安売り宣伝。公園には、公共のBBQ台が必ずと言っていいほど設置され、100円程度か無料で使用できた。


眩しいほどの太陽の下、キラキラ輝くビーチを目の前にBBQ。波の音、光のざわめき、風の匂い・・・・・これ以上ないって程の最高のロケーション♪ が・・・しかし・・・BBQで焼いた肉。硬いオージービーフのみ。パンにオージービーフをはさみ、ケチャップをかけ、お好みでコールスローをもはさみ食べる。終了・・・・がっかりだった(涙)


このスタイルは、イギリスと共通するものがあり、具は少々レベルが高いが、基本は肉を焼く→肉をパンにはさんで食べる→サラダをつまむ。以上!!海辺でのBBQは極めて難しく、不可能に近いここイギリスでは、ガーデンBBQが主流。お家のお庭で小さなBBQセットを買って、好きな肉を焼く。炭火で焼いた肉は香ばしくて美味しいけど、日本人の私としては、魚介類も焼きたいな・・・・


同じBBQでも、国が変われば、スタイルも全く違う。昔、韓国人のお友達とBBQした時は、骨付きカルビ♪、プルコギが登場!!トルコ人とした時は、ケバブ♪スペイン人の時は、鉄板の上に大きな平たいフライパンをのせ、なんとパエリアを作りだした。パエリアのいいにおいが風に揺られて、最高に美味しかった!!!


何を隠そう、私はBBQ屋の娘。BBQ屋って??想像できないかと思いますが、大自然の湧水のほとりのBBQ屋です♪元々は、「屋」ではなく、家族で過ごす用の場所だったのですが、いつの間にか人に貸し出す様になり、私が海外をチョロチョロしている矢先、いつの間にか繁盛していた・・・


とうい訳もあり、BBQに関しては、ちょっぴり口うるさくなってしまうのです。大自然の中で、美しい川を眺めながらのBBQはこの上ない贅沢♪


そして・・・やっぱり日本のBBQって素敵!!牡蠣・ホタテ・エビ・カルビ・ホルモン・なす・ししとう・さつまいも★大好きな具三昧♪


どこの国でも、誰もが大好きなBBQ。スタイルは違くても、炭の匂いは同じです。炭の匂いを嗅ぐと、BBQ屋で頑張って働いている大好きなお母さんの姿が思い浮かび、ちょっぴりホームシックになる私なのです・・・


前回、一時帰国した時も、家族でBBQをやりました。愛しの甥っ子、湧水王子は湧水の噴水の音にちょっとびびり気味・・・・かわいい~~~♥


ゴールドコースト(オーストラリア)・ロンドン・ハワイ・スペイン・そしてそして!マンチェスター!!いろんな場所でBBQをしてきた私。まさにBBQ屋の娘(笑)
今年の夏は、マンチェの我が家で大BBQ大会だぁ~~!!マンチェの皆さん来てくださいね。
炭おこしは、私に任せてくださいね♪

2011年2月21日月曜日

マンチェスターでおもてなし

マンチェスターに、友人・家族が遊びに来てくれるのは、大変嬉しい事♪どこ連れてこぉ~?何食べよう~?とウキウキ計画が立てられるのですが、主人の従姉夫妻となると、関係があまりに遠すぎて微妙・・・・でも、マレーシアではあんなにお世話になったし・・・・と試行錯誤を練り連れて行った場所。


以前の記事にも載せた、ユナイテッドのスタジアム・ 産業革命の博物館MOSI・ロンドンEyeじゃなくて、マンチェスターEye、観覧車。観覧車に乗るのが2回目の私ですが、観覧車からの眺めは実に微妙・・・・・そして、お値段はけっこうなもの・・・・・


Lowryミュージアムや、戦争ミュージアムにも連れて行きたかったが、ミュージアムに興味がないとの情報を主人から入手した為、却下・・・・むしろ、個人的に私が行きたかっただけだけど・・・・
イギリスではおきまりのパブで休憩・・・・・


マレーシアは、驚くほどにご飯が美味しく(日本人好み)安いので、パブのチップスとか、ナチョスとか嫌いかな?と思いきや、美味しそうに食べていた。ジャンクフード好きは万国共通なんだぁ・・・と実感。


所変わって、ショッピングがしたいと言うので、トラフォードセンターとCheshireOakへも足を運ぶ。久しぶりに行ったトラフォードセンター。あまりに混んでいて、案内しなきゃいけない身の私が、具合悪くなる。あの空気が駄目です。


CheshireOakに行ったついでに近くにあるCheshireZoo(動物園)にも立ち寄る。この動物園本当凄い!北海道の旭日山動物園なんて比べ物にならない!!何よりも、動物達が生き生きしていて、幸せそう♥動物を檻の中や狭い空間に閉じ込めている感がゼロ。あまり動物に興味のない私だけど、この動物園だったら又来たい!!



こんなに、幸せそうな動物園の動物達は初めて見た。次のホリデーはタンザニアのサファリに決定だな(笑)


マンチェスターの最終日には、超強行突破でChesterへ。あの噂のマンチェスターダービーをパブで見た後、立ち寄った時間、たったの1時間半・・・行った意味はあったのか??


イギリスらしい食事がしたいとのリクエスト・・・・うむ・・・・とても難しいです。とりあえず、ローストディナー?ラムのシチュー?パイ?フィッシュ&チップス??とりあえず何でも食べれそうなレストランへ


 マレーシアはイスラム教徒の国。彼らは華僑のマレーシア人なので、もちろんイスラムではありませんが、なかなか母国では手に入りにくい豚さん。ローストディナーももちろん豚さんを選んでました♪


そして、ステーキ&チップスは元々フランス料理ですが、イギリス=ステーキと思い込んでいる為、こちらのフィレステーキも♪


結局、ウェールズでも、ヨークでもイギリス料理三昧で、おじけずいた彼らは、マンチェスターでの2日目には、主人の勧めでブラジリアンBBQを大満喫しました。


そして、スペインに経つ日の午後は、ゼベットじいさん(主人父)の手作りSundayローストディナーです。さすがヨークシャーの男!!彼の作るヨークシャープディングは絶品。主人従姉夫妻も至れり尽くせりで、大満喫した事でしょう!!お疲れ様、主人両親、そして私!!!


ちなみに、今頃・・・・・バーミンガムにて、最後の晩餐を従姉としているはずの主人・・・・仕事の後なのに、御苦労御苦労!!ロンドンに2泊し、マレーシアに帰国するそうです。ほっっ♥

Chitika