しつこいですが、パート4が最後です、モロッコ記。ホテルに留まっていられない私達は、この日も、Day Tripで、マラケシュからバスで3時間程の、エッサウィラへ。行く途中に、車中から見たこのびっくりな光景。ヤギが自ら木に登り、アルガンの実を食べている・・・・
2001年に、スローフード大賞を受賞し、世界的にも注目を浴びているらしい、アルガンオイル。モロッコの南部にしか生育しないアルガンツリーの種から作られる植物性オイル。
実際、アルガンオイルを作っている所を見学。アルガンの実を石などで割り、真ん中の核の部分を取りだして、石白で練ってペイスト状にする。全て手作業。しかも、最終的にオイルになるのは、ごくわずかな為、モロッコでは超高級オイル。
美容オイルや、調味料として、重宝されていて、おみやげには最適。早速、私も購入!と言いたいところだが、値段をみてびっくり!モロッコのおみやげものは、500円くらいから、2000円くらいの世界だが、このアルガンオイル殿。純度の高いものだと、美容オイルで、1万円を超す。
が・・・しかし・・・せっかくだし・・・と甘い声で主人を説得し、美容クリームと、ハンドクリームを購入。(小さめサイズなので、1万円しませんでした。)
そんなこんなで、思わず立ち寄ったお店で、余分なものを買わされ、ご機嫌斜めな主人君。バスの中で、スヤスヤ寝始めたと思ったら、目的地に到着!残念!主人君(笑)
ここ、エッサウィラは、多くのモロッコ人が一度は行ってみたいと憧れる街らしい。来てみて納得。まず、マラケシュよりも遥かに涼しい。
寒くて暗いイギリスに住む私としては、1年中太陽が恋しく、ギラギラ照りつける太陽万歳、35℃超え万歳!だが、1年中暑いモロッコの住民としたら、涼しい場所を求めるのだろう・・・
海からの潮風が、狭くて細い道にも吹き付けて、気持ちがいい事この上ない。
又、18世紀半ば以来、モロッコ各地から文人や、芸術家が集まる憩いの場所でもあったらしく、今でも、その伝統は引き継がれ、街を歩けば、お洒落なギャラリーに出くわしたり、寄木細工や、シルバーの工房見学もできる。
職人さんの腕ってどうなってるんだろう?って毎回工房を覗く度に思う。立ち寄った寄木細工の工房でも、職人さんが、コツコツとノミを打ち込み、人間の手で作ったとは思えない、レベルの高いデザインの寄木細工を作っていた。
城壁に囲まれた、絶えず心地よい潮風が吹き抜けるモロッコの古い街。芸術家達のエネルギーが溶け込んでいる・・・・どこかのんびり、ゆったりしていて、時間がゆっくり流れている様なそんな街。
海の波の音を聞きながら、今回も又、新しい文化に触れあい、普段は見る事のできない素晴らしい景色を自分の目で見れ、感じ、自分なりにモロッコとは?と考える。至福だ。こーゆーの大好きだ。
だから旅は止められない。心から素直に楽しいと思う。この世に産まれてきた限り、できるだけ多くの国を旅し、その土地の文化に触れたい!と改めて思った瞬間だった。(おおげさ)
そして、このブログを読んでくれている皆様が、少しでも、モロッコを旅した気分になってくれたら、最高に嬉しい。
さぁ!お腹も空いたし、海の街と言えば、シーフード、シーフード!!!!!
いや〜この職人さん達、すごいね。感心するよ。それに、可愛い私の欲しくなりそうなのが、ちょっと見ただけでも、あるような気がするよ。 ちなみに、モロッコって何語なの?
返信削除続くね〜モロッコ日記〜!!!それにしても本当モロッコ。魅惑の国ですな。本当、この世に生まれた限り、出来るだけ多くの所に行ってみたいよね。遠くて近くても色んな所に行かなきゃ損〜!!
返信削除エッサウィラ興味津々〜エッサウィラ1996年から観光業伸び率300%超えって凄いね。http://www.nationalgeographic.co.jp/video/video_title.php?category=3&embedCode=t4ZGUyOtWo5YBNpQd-lzlX2nQkqabsx1
モロッコの映像もたくさんアップされてるよ。
久々にブログのぞかせてもらったらモロッコ旅行!!
返信削除うらやまし~♪
最近私の中でたじん鍋ブームだけどモロッコ料理だったのね。
あんまりよく知らずにたじん鍋使ってたわ。
でも蒸料理最高!
ラブリーさん♪モロッコは、アラビア語と、ベルベル民族のベルベル語とフランス語だよ。フランス語が一番とびかってる気がする。英語を喋れる人は少ないよ。
返信削除あやちゃん♪久しぶり~!コメントありがとう!たじん鍋美味しいよね!私もマンチェに戻ってきて、早速ルクルーゼで、たじん鍋買って、週1でたじん鍋だよ。マイブーム♪今度ブログで、写真アップしま~す。
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