世間では、お正月で疲れた胃を休ませる為に、七草粥を食べている頃なのに、マンチェスターでは、新年会でお節料理!!今年もはりきって作りました♪
去年は、初心者お節だったので、今年は少し前進。黒豆やみーさん(母)伝授の伊達巻、紅白なますや、田作り、ごぼうのたたきなど丹精込めて作りました。
日本酒の久保田か越乃寒梅あたりで乾杯したいとこですが、手に入らなかった為、お節CAVA。
結局、お友達が美味しいプロセコを持ってきてくれたので、CAVAにプロセコに贅沢乾杯。
皆さん、お節料理の各品の意味を御存じですか??黒豆=家族がまめ(健康)に暮らせるように、豆のようにしわが寄るまで健やかに過ごせるように願って食べます。たたきごぼう=細く長く、土にしっかち根をはって育つところから、長寿や健康を連想させる縁起のよい食べ物。
えびの鬼がら焼き=長いひげをはやして、腰が曲がるまで長生きするようにと願って、頭つきの海老で作ります。炒り鶏=穴の開いた見通しのよい「れんこん」、まっすぐにすくすく育つ「竹の子」細く長く幸せにという願いを込めた「ごぼう」など、縁起のよい野菜を使った煮物。伊達巻=伊達正宗の名からとったらしいが、卵を使うので、子孫繁栄の象徴でもある。
その他・・・今回のお節には登場しませんでしたが、数の子=同じく卵の多さから子孫繁栄、昆布巻き=昆布はよろこぶという語呂合わせがある、おめでたい食材。世間に名を広める、つまり出世を意味する。栗きんとん=漢字で書くろ金団となる。つまり財宝を意味し、経済的に豊かになる事を願って食べる。
ちゃんと、各品に意味と願いが込められたお節料理。日本の誇るべき、守り続けられている伝統ですね。ベルギーで買ってきたおみやげビールのじゃんけん大会から始まり、盛り上がり過ぎた新年会。女性って本当よく喋るわ・・・私も含めて・・・
話を元に戻して、何故、お正月料理をお節料理と呼ぶようになったのか??
日本の暦には、節句(季節の変わり目のお祝い)があります。1月7日の人日・3月3日の上己・5月5日の端午・7月7日の七夕・9月9日の重陽を五節句といい、これらの日には御節句と呼ばれる御馳走を作り、神にお供えしていました。これがお節の始まりで、今では、特に御馳走の多いお正月料理を指すようになったそうです。
なるほど~行事や、名前の由来って知れば知る程、興味深くて、おもしろいものです。
この日のマンチェのポニョ新年会は、お節料理だけでなく、お赤飯にあんこう鍋♪それに加えて、皆さんが、美味しい御馳走を持参して来てくれたので、お正月より豪華になっちゃいました!!
あんこう・鴨ロースト・ピーマン肉詰め・鮭南蛮にチーズケーキ♪♪幸せ~~
主人君にお節料理を食べさせてあげられないのは可愛そうなので、ミニお節も主人君用に作りました。なますと伊達巻がとっても気にいった様子。
1月7日はとっくに過ぎてしまったし、七草のせり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ(大根)は揃いませんが、疲れた胃を休ませ、無病息災を祈るため、なんちゃって七草粥でも食べる事にします。
はじめまして。。。
返信削除Altrinchamで検索してたどり着きました。楽しくブログを拝見いたしました。4月に東京から夫の地元Haleに家族で引っ越す予定です。何度も遊びに行った事はあるのですが、いつも観光客気分でしたので、少し不安です。お友達も夫の家族以外はいないので是非お友達になっていただけたら嬉しいです。メールアドレスを交換できればと思いますが、どのようにしたら一般に公開されず安全にできますでしょうか。Mika
おっ!すごいやん。おせちの一つひとつの意味があることを知るのって大切だよね。将来、子供が産まれてお正月におせちを食べる時にぜひ、日本の伝統文化を伝えていけるといいよね。上手にできたね~見た目もおいしそうに出来てる。重箱もちゃんと持ってて、いつも、ちょっとしたお花とかでも、横にちょこっと置いてあるとことか、花を家に飾る人は心にも花があって、豊かさが出ていて感心!
返信削除伊達巻きを手作りなんて凄いわ!
返信削除私も伊達巻きが好きなので、
子供の頃祖母が作ってくれたなぁ…と思い出しました。
そして毎回、人参やレンコンがお花の形に切ってある事に感動しちゃいます♪