2012年1月18日水曜日

私の中でLOVEを越えた人、ガウディの作品巡り~その1~


スペインはバルセロナ。街の中心に堂々と構えるカサ・バトリョ。1904~1906に建築されたとは考え難いユニークでお洒落で、可愛らしい邸宅。


各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾が施されているが、素敵過ぎる。現実とは思えない、おもちゃの世界に入り込んだような、そんな外観と内装。



8年前に最初にバルセロナを訪れた際に一目惚れ。アントニ・ガウディ。一体何者なんだ???


女性恐怖症で、生涯独身だった様だが、芸術家は変わり者が多いので納得。130年近くも前に、こんな近代的?幻想的?メルヘンチック?な建物を建築するなんて・・・・・信じられない・・・・


ガウディの作品の中でも、私は特にこのカサ・バトリョが好きで、又、こうして本物を目の前で眺める事が出来た事に心から幸せを感じ、ドキドキしてきた。


色使いといい、色の配置といい、形といい、完璧を上回るデザイン性。バルセロナの青い空に又よく似合う色使いで、感動のため息が止まらない!


こちらは、カサ・バトリョと同じ、アシャンプラのグラシア通りにそびえ立つカサ・ミラ。高そうなカメラを持ったカメラマンが、最高の瞬間を狙って、光の動きを追っていた。こちらは、カサ・バトリョより、一足早い、1984に世界遺産に登録された、私が3歳の時だ。だが、時代を感じさせない・・・・


今回は、驚きと感動の建物巡りが旅のテーマ。こちらのカタルーニャ大音楽堂も、まさに圧巻!!
この音楽堂は、ガウディの作品ではないけれど、しっかり1997に世界遺産として登録されている。


お恥ずかしながら、8年前に訪れた際には、こんな素晴らしい音楽堂の存在を知らなかった。それもそのはず・・・・何故か日本人向けのガイドブックには、あまり紹介されていないのです。


豪華・眩しい・煌びやかと言う言葉がぴったりの、まさにカタルーニャ・モデルニスモの集大成と言ってもおかしくない、素晴らしい文化遺産です。


これを見逃してバルセロナを去るのは、ロンドンに来て、ビックベンを観なかったり、京都に行って、金閣寺を観ないのと一緒。必見です!!


私達は、クラッシックのオーケストラを鑑賞しました。こんな素敵な文化遺産の中で聴くオーケストラは、優雅で贅沢。


あまりに、優雅過ぎて、途中で眠くなってうとうとしてしまった私・・・・・最高の贅沢・・・・


音楽堂の外観もこれまた、瞬きするのがもったいない位素敵でした。寒さが厳しい夜でしたが、もうどうなってもいい、ただただ眺めていたい!!そんな想いで30分程ぼーっと、白い息をはきながら、佇む私と、珍しく寒さに耐えられず、レストランへ行こうとせかす主人でした。


次回はバルセロナ一の代表作、いや、世界のサクラダファミリアが登場しま~す!!

0 件のコメント:

コメントを投稿

Chitika